客观日本

日语一级考试语法复习4

2014年08月07日 日语学习、日语考试

31. ~ながらも

  意味 ~けれども

  接続 [動-ます形/ない形-ない]   [い形-い]   [な形-O]   [名] +ながらも

  ① その職人は古い伝統を守りながらも、新しい工夫を重ねている。

  ② うまくできないながらも、なんとか努力してみた。

  ③ 「狭いながらも、楽しい我が家」と言うように、自分の家が一番ですね。

  ④ 最近は小型ながらも、優れた機能を備えたパソコンが出回っている。

  32. ~なり

  意味  ~とすぐ

  <続いてすぐに後の動作をする時の表現>

  接続  [動-辞書形] + なり

  ① 友人は部屋に入ってくるなり、どっかりと腰をおろした。

  ② 父は深夜に帰宅した弟の顔を見るなり、怒鳴りつけた。

  類語 NO. 8 「~が早いか」 NO. 43「~や/~や否や」  2級「~たとたん(に)」

  33. ~なりに/なりの

  意味 ~に応じて  ~にふさわしく

  接続 [動  い形  な形  名] の普通形+なりに

  <ただし、[な形] と[名] の「だ」はつかない。>

  ① 収入が増えれば増えたなりに、支出もおおくなっていく。

  ② 部屋が狭ければ狭いなりに、工夫して使っています。

  ③ 子供は子供なりに、自分の世界をもっているものだ。

  ④ 若者には、若者なりの悩みがある。

  参考 「それなりに」<十分ではないが、それ相応に>

  ピアノは練習すればだれでも、それなりに上手になる。

  注意 「~なりに」の後ろには動詞  形容詞  副詞が、「~なりの」 の後ろには名詞がくる。

  34. ~にあって

  意味 ~に  ~で

  <時、機会、場所、状況、場合などを取り立てて示す固い表現.>

  接続 [名] +にあって

  ① 彼女は戦時中、思想統制下にあってなお、自由な精神を持ち続けた。

  ② 動物の世界にあっても、親子の情愛は変わりないものだ。

  35. ~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/~に至っても

  意味 ~になる/~になるまで/~になって(は)

  <行き着く先、結果、範囲などを示す、>

  接続 [動-辞書形]   [名] +に至る

  ① 兄が起こした会社は発展を続け、海外に支店を出すに至った。

  ② 彼らの、結婚に至るまでのロマンスをお話しましょう。

  ③ その若者は頭の先から足の先に至るまで、お洒落をきめこんでいた。

  ④ 自殺者が出るに至っては、いじめ問題の深刻さがマスコミに取り上げられるようになった。

  ⑤ 大多数の住民が反対邉婴瞬渭婴工毪趣いψ磻Bに至っても、なお原子力発電所の建設計画は撤回されなかった。

  慣用 「こと此処に至っては <こうなってしまっては>

  こと此処に至っては、手のほどこしようもない。

 

  36. ~にかかわる

  意味 ~に関係する  ~に影響を及ぼす

  <「~」の部分には、大切なことや重大な内容がくることが多い。>

  接続 [名] +にかかわる

  ① 彼は交通事故で、命にかかわる大怪我をしたそうだ。

  ② 負ければ大国の威信にかかわると会って、無意味な戦いがつづけられた……

  37. ~にたえない

  A意味 ~をがまんできない

  接続 [動-辞書形] +にたえない

  ① 最近、みるにたえないほどひどい番組がある。

  ② ああいう陰口は聞くにたえません。

  B意味 ~をとても強く感じる

  接続 [名] +にたえない

  ① いろいろお世話になりました、感謝にたえません。

  ② 事故にあった方々のことを思うと、同情の念にたえない。

  38. ~にたえる

  意味 どうにか~に値する  どうにか~することができる

  接続 [動-辞書形]  [名] +にたえる

  ① 趣味で始めた焼き物だが、ようやく市販する作品ができるようになった。

  ② あの子は、大人の鑑賞にたえる絵を描く。

  39. ~はおろか

  意味 ~はもちろん

  接続 [名] +はおろか

  ① うちの弟は内気で、人前でスピ-チはおろか簡単な挨拶さえできない。

  ② 私は半年前に来日した時、漢字はおろか平仮名もよめませんでした。

  類語 (2級)「~どころか」

  注意 普通「AはおろかBも/さえ/まで」のように強調する内容で、程度や価値に差がある。文全体は否定的な内容となることが多い。その場合は、Aの方が程度や価値が高い。

  40. ~までもない/~までもなく

  意味 ~する必要はない

  接続 [動-辞書形] +までもない

  ① そんな簡単な用事のために、わざわざいくまでもない。

  ② 今さら注意するまでもなく、喫煙は健康に大きな害を及ぼします。

  慣用 「言うまでもない/言うまでもなく」

  <言う必要のないのはもちろんのこと。当然、当たり前の気持ちをあらわす。>

  今さら言うまでもなく、学生の本分は勉強です。

  注意 「~までもない」は文末につかわれるか、あるいは後ろに名詞がくる。「~までもなく」の後ろには動詞  形容詞  副詞がくる。